心の回復

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今日は娘達、その後のベビとのお別れ後の心の回復に関しお話していこうと思います。

双子の娘たちを亡くした後は、正直今となってはあまり記憶がありません。
断片的な記憶しかなく、火葬の時の記憶も曖昧です。

多分、あまりにも辛い記憶だったため脳がシャットダウンしていたのかなと思います。
ちゃんと覚えておきたかった娘たちが生きている頃の記憶も曖昧です。

毎日、病状を聞くのが怖く不安な毎日で、食事ものどを通らず苦しい日々でした。

ですが娘たちが頑張っているんだからと思い、帝王切開の痛みがありながらも自分も必死に生きていた気がします。

娘たちの火葬が終わった後は抜け殻でした。おそらく人生の中で一番つらいであろう我が子の火葬。

毎日やる気がおきず、家にこもる日々。

娘たちはなぜ双子で私たち夫婦のもとに来てくれて、なぜ2人でお空にかえっちゃったんだろう。とずーっと考えていました。その意味を見つけたく、たくさんスピリチュアル系の相談や占いなどを受けました。

そうでもしなければ、毎日が辛く生きていくことが困難でした。

お別れから2ヵ月ほど経ち産後休暇が終わるとき、私は退職を選びました。
外に出て、色々な人に会い、仕事をするというのは私には無理でした。

ですが、出来るだけ早く今までの日常に戻らなければと思い、心に負担がかからなそうな仕事を探し始めました。

ちなみにですが仕事は退職しましたが傷病手当をもらい生活をしていたので、金銭的な不安は少しそれで解決できました。退職しても傷病手当をもらえるというのを知らない方も多いかと思いますので、下記に要件記載しておきます。

▼退職後も傷病手当をもらえる要件
◎以下の条件をすべて満たすとき、資格喪失後も傷病手当金が支給されます。
①退職日(資格喪失日の前日)までに被保険者期間が継続して1年以上ある。(任意継
続期間を除く)
②退職日(資格喪失日の前日)までに連続して3日以上休業し、退職日も休業している。
③同一の傷病により、資格喪失後も療養のため労務不能である状態が続いている。
※老齢年金等を受給している場合は支給金額が調整されます。
④雇用保険(失業保険)から給付金を受けていない。

結局、娘たちとお別れしてから6ヵ月後にお仕事が決まり仕事復帰をしました。

仕事復帰までの6ヵ月間、基本的に家にこもり、朝起きて、また寝て、主人の帰宅時に合わせて夜ご飯を作りという日々でした。

自分に言い聞かせていたのが、生きているだけで偉い。ご飯を作ったり、家事をした日は自分をほめたたえていました。

正直、生きていくことをやめようとしたこともあります。
ですが、一番私が生きていく希望にしたのは次の赤ちゃんを妊娠すること。
また娘たちが戻ってきてくれるんではないかと思い、必死に妊活をしていました。

必死すぎたあまりに夫婦関係が少しギクシャクしたときもありました。
その度に、同じ気持ち(早く娘たちが戻ってこれるように妊活頑張る)なのかの確認をし
同じ希望に向かって生きていこうと話し合いをしました。

今も頑張って生きる希望は、赤ちゃんを産み、育てる事。
新生児死を経験したため、生まれるまでがゴールではなく、産んでから生きてくれることがゴールです。

私が、次の赤ちゃんのことを考え始めたのは娘たちとお別れしてすぐでした。

こんなことを考えて娘たちが悲しがらないかな、怒らないかなと不安でした。
当時は新しい赤ちゃんが欲しいわけではない、娘たちが戻ってきてほしいと思っていました。

今では、もし次妊娠出来た時は娘達かどうかはわからない。自分たちの大切な赤ちゃんに変わりはないからお腹にいるときからしっかり愛していこう。と思っています。

長くなってしまいましたが、心の回復には仕事復帰、普通の生活に戻る、趣味、家事、旅行などは私には効かず、一番生きる希望となったのは次の赤ちゃんでした。

心の回復方法は人それぞれだと思います。

私が実際に経験しお伝え出来る事は、心の回復を急ごうとすると必ずいつか心が爆発します。

私も普通の生活に戻ろう戻ろうとしていたので、仕事復帰した際には心が追い付かず苦しい思いをしました。

なので、どうか無理だけはせず、まずは1日を生きましょう。

明日のことは明日考えたらいいです^^

ゆっくりゆっくりでいいんです。自分のペースで生きていきましょう。



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